周防正行監督最新映画『それでもボクはやっていない』
それでもボクはやっていない
うーん・・・このタイトルもしやと思いきや・・・やはり・・・。近頃新聞、ニュースでも見かける身近な話題!?そう、痴漢に間違えられた主人公は果たしてどうなる??某有名タレントさんや某有名教授の事件も記憶に新しいところ、冤罪も含め身近に目にするこの話題。電車通勤の経験のある方なら他人事とは思えないでしょう。ある日突然降って沸いたこの不幸にあなたならどう対処する???
試写会募集してますね。時間があれば是非見てみたいこの映画。主人公に感情移入する事は男性ならば簡単な事でしょう。女性ならそのお母さんの気持ちになって見るもよし。
それとこの豪華キャストを見てください。もの凄い豪華な役者さん達がこれでもかと出ています。
封切が楽しみですね。
↓↓↓フジテレビHPより引用、著作権はフジテレビ及び製作関連各会社に有ります。↓↓↓
周防正行監督最新映画 それでもボクはやっていない
2007年1月20日(土) 全国東宝系ロードショー
■ストーリー
その日、フリーターの金子徹平(加瀬亮)は朝の通勤ラッシュで混雑する電車に乗った。それは先輩に紹介してもらった会社の面接に向かうためだった。乗換えの駅(岸川駅)で降りるとホームで女子中学生から声をかけられた。
「いま痴漢したでしょ」
「えっ?痴漢?」
ホームの駅員も騒ぎに気づいてやってきた。話せばわかってもらえる、そう思って、駅員に促されるまま駅事務室へと向かった。しかし駅事務室ではなにも聞かれないままに警察官に引き渡されてしまう。会社の面接があるんです、そう警察官に言った。「話は署で聞くから、すぐ終わるから」言われるままにパトカーに乗り込んだ・・・。しかし、それは長く困難な運命の始まりだった。
警察署では頭ごなしに刑事に怒鳴られた。「ボクは何もやってないんだ」そんな訴えには耳も貸してもらえない。事情を聴いてもらえないなら話しても仕方がない、帰ろうとしたその時、刑事に手錠をはめられた。
「おまえは逮捕されてるんだ、私人による現行犯逮捕だ!おまえは被害者に現行犯逮捕されたんだよ」
留置房の中で同房の詐欺師に教えられて「当番弁護士」を呼んだ。一回目はタダで相談に乗ってもらえる制度があるという。当番弁護士はすぐに来て話を聞いてくれた。しかし、そこでの話もまた過酷だった。
「否認してれば留置場暮らしだ。訴えられて裁判にでもなればヘタをすれば三ヶ月くらい出てこられない。そのうえ裁判に勝てる保証は何もない。有罪率は99.9%だ。千件に一件しか無罪はない」
「・・・やってないんだ」
一方、徹平の母・豊子(もたいまさこ)、大学時代からの友人・斉藤達雄(山本耕史)らも、事件のことを聞いて弁護士を探し歩いていた。つてをたどってようやく引き受けてくれたのは、元裁判官の弁護士・荒川正義(役所広司)と新人女性弁護士・須藤莉子(瀬戸朝香)だった。
警察署、そして検察庁での取調べ、どこへ行っても徹平は自分の主張をまともに聞いてもらえなかった。確かな証拠もないのに検察が起訴できるはずがない、そんな弁護士の言葉を信じて否認し続けた。
しかし検察が起訴し、法廷で争うことに。
荒川、須藤に案内されて、豊子と達雄は初めて法廷に足を踏み入れた。
徹平が手錠をかけられたまま法廷へ入ってくる。
張りつめた法廷の空気に裁判官の声が響く。
「被告人は前へ」
ついに運命の法廷が始まった・・・。
■キャスト
◆加瀬亮
金子徹平(26才)/被告人役
フリーターの金子徹平は、電車のなかで被害者によって現行犯逮捕される。
加瀬亮(かせりょう)
1974年11月9日生 神奈川県出身
<主な映画作品>
2000年『五条霊戦記』(石井聰互監督)(デビュー作)
2002年『ロックンロールミシン』(行定勲監督)
2003年『アカルイミライ』(黒沢清監督)
2004年『アンテナ』(熊切和嘉監督)、『69 sixty nine』(李相日監督)、『茶の味』(石井克人監督)、『誰も知らない』(是枝裕和監督)
2005年『パッチギ!』(井筒和幸監督)
2006年『ハチミツとクローバー』(高田雅博監督)、『硫黄島からの手紙』(クリント・イーストウッド監督)
<Memo>
クリント・イーストウッド監督作品『硫黄島からの手紙』で今や世界が注目する若き才能である。本作では司法という巨大なシステムに翻弄される若者の姿をこのうえない繊細さで演じきっている
◆瀬戸朝香
須藤莉子(28才)/新人弁護士役
「ツグミ法律事務所」新人弁護士。
瀬戸朝香(せとあさか)
1976年12月12日生 愛知県出身
<主な映画作品>
1992年『湾岸バット・ボーイ・ブルー』(富岡忠文監督)スクリーンデビュー作
1995年『のぞき屋』(富岡忠文監督)、『大失恋』(大森一樹監督)
1997年『シャ乱Qの演歌の花道』(滝田洋次郎監督)
2001年『パレット・オブ・ラブ』(アンドリュー・ラウ監督)
2002年『とらばいゆ』(大谷健太郎監督)
2005年『着信アリ2』(塚本連平監督)、『2/2』(伊藤秀裕監督)
2006年『DEATH NOTE デスノート』(金子修介監督)、『BLACK NIGHT 第二夜「闇」』(秋山貴彦監督)
2007年『怪談』(中田秀夫監督)夏公開予定
<Memo>
誕生日が小津安二郎と一緒、というのがキャスティングの決めて・・・になったわけではないが、小津安二郎を敬愛してやまない周防監督にかなりのインパクトを与えたことは明らか!?
◆山本耕司
斉藤達雄(26才)/被告人の友人役
徹平の友人で、同じくフリーター。
山本耕史(やまもとこうじ)
1976年10月31日生 東京都出身
主な映画作品
1995年『時の輝き』(朝原雄三監督)
1996年『霧の子午線』(出目昌伸監督)
2000年『世にも奇妙な物語・映画の特別編』(鈴木雅之ほか監督)
2005年『ミラクルバナナ』(錦織良成監督)
2007年『ユメ十夜』(市川崑、実相寺昭雄ほか監督) 夏公開予定
<Memo>
その確かな演技力に周防監督も舌を巻き、絶大な信頼をよせていた。現場ではまわりのキャスト・スタッフを和ませるムードメーカーでもあった。
◆もたいまさこ
金子豊子(52才)/被告人の母役
金子徹平の母
もたいまさこ(もたいまさこ)
1952年10月17日生 東京都出身
<主な映画作品>
1989年『北京的西瓜』(大林宣彦監督)
1995年『きけ、わだつみの声 Last Friends』(出目昌伸監督)
1997年『シャ乱Qの演歌の花道』(滝田洋二郎監督)
2002年『突入せよ!「あさま山荘」事件』(原田眞人監督)
2003年『バーバー吉野』(荻上直子監督)
2005年『ALWAYS三丁目の夕日』(山崎貴監督)
2006年『かもめ食堂』(荻上直子監督)、『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』(水田伸生監督)
<Memo>
息子の無罪を信じ、多くを語らず、ひたすら寄り添い支える徹平の母。そんな「母親」そのものであったもたいさんの圧倒的な存在感と演技に、思わず撮影現場で涙するスタッフも。
◆役所公司
荒川正義(50才)/主任弁護人役
ツグミ法律事務所の弁護士。元裁判官。
役所広司(やくしょこうじ)
1956年1月1日生 長崎県出身
<主な映画作品>
1996年『Shall we ダンス?』(周防正行監督)
2000年『どら平太』(市川崑監督)
2001年『EUREKA ユリイカ』(青山真治監督)、『赤い橋の下のぬるい水』(今村昌平監督)
2002年『突入せよ!「あさま山荘」事件』(原田真人監督)
2003年『ドッペルゲンガー』(黒沢清監督)
2004年『東京原発』(山川元監督)、『油断大敵』(成島出監督)
2005年『レイクサイドマーダーケース』(青山真治監督)、『ローレライ』(樋口真嗣監督)、『SAYURI』(ロブ・マーシャル監督)
2006年『THE有頂天ホテル』(三谷幸喜監督)
<Memo>
今回の作品では弁護士、検事、裁判官役の方
◆竹中直人
◆田口浩正
◆小日向文世
◆田山涼成
◆本田博太郎
◆益岡 徹
◆大和田伸也 他
と豪華な役者が顔を揃える。
■スタッフ
◆監督・脚本
周防正行 (すおうまさゆき)
1956年東京都生まれ。立教大学文学部仏文科卒業。
大学在学中に高橋伴明監督の助監督としてキャリアをスタート。
1984年、『変態家族 兄貴の嫁さん』で監督デビュー。1989年の『ファンシイダンス』では修行僧たちの青春をコミカルなタッチで描き注目を集める。1992年には学生相撲を題材にした『シコふんじゃった。』が【キネマ旬報】誌ベストワン、日本アカデミー賞最優秀作品賞を獲得。
そして1996年、ボールルームダンスブームが起きる程の大ヒットとなった『Shall We ダンス?』では第20回日本アカデミー賞13部門を独占受賞するなど日本映画の各映画賞を総なめにした。更には、全世界で公開され、全米での日本映画興行記録を更新するなど、映画史に多くの足跡を残す作品となった。2004年にはハリウッドリメイク版(リチャード・ギア主演)が製作され、世界的成功を収めている。そして11年振りとなる待望の新作『それでもボクはやってない』の撮影を終え、映画を仕上げ、さらに宣伝にと、只今全力投球中である。
◆撮影 栢野直樹
◆照明 長田達也
◆美術 部谷京子
◆装飾 鈴村髙正
◆録音 阿部 茂
◆整音 郡 弘道・米山 靖
◆音楽 周防義和
◆編集 菊池純一
◆キャスティング 吉川威史
◆助監督 片島章三
◆製作担当 毛利達也
■監督からのメッセージ
これまでの映画もそうであったように、普段の生活の中で、僕が驚き興味を持ったことを皆に伝えたい、というのが映画を発想する出発点です。
今回は、ある新聞記事に興味を持ったことが発端でした。それは一審で有罪判決を受けた痴漢事件の被告人が二審で逆転無罪を勝ち取ったことを伝えていました。そこから取材が始まったのですが、取材を進めるうちに、「被告人がどう闘ったか」というばかりでなく、裁判そのもののあり方について多くの疑問が涌いてきました。
疑わしきは罰せず、という言葉を聞いたことがあると思います。犯人であるという確かな証拠がない限り、無罪である(NOT GUILTY)、ということです。ところが現実には、疑わしきは罰せよ、としか思っていないような判決があることを知りました。しかし、それはもしかすると、今現実に日本に生きている多くの人たちの気持ちの反映かもしれません。多くの人にとって、「疑わしきは罰せず」よりも「疑わしきは捕まえといて」の方が本音に近いのかもしれません。
しかし、疑われるのが自分自身だったらどうでしょう。
『十人の真犯人を逃すとも一人の無辜(むこ)を罰するなかれ』
人が人を裁いてきた歴史の中から生まれた法格言です。この刑事裁判の原則について今一度考えてみたい。そう思ってこの映画を作りました。
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